コーディング外注の依頼前に用意しておくもの一覧
コーディング外注を依頼しようと思っても、「まず何を準備すればいいの?」と迷う方も多いと思います。
- デザインデータは必要なのか
- サイトマップはどこまで決めておくべきなのか
- WordPressやフォームの仕様はどの段階で伝えればいいのか
など、最初の相談時点で共有すべき情報が分かりにくいこともあります。
もちろん、相談の段階で全ての情報が揃っている必要はありませんが、ある程度揃えておくことで、見積もりの精度やスケジュールの把握がしやすくなります。
この記事では、コーディング外注の依頼前に用意しておくものを、制作会社向けに分かりやすく整理して紹介します。
コーディング外注の依頼前に用意しておくもの一覧
コーディング外注の依頼前に用意しておくものを、以下の一覧にまとめました。
次のセクションで、それぞれの項目について詳しく解説します。
用意するもの一覧(重要度順)
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サイトマップ・ページ一覧
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デザインデータ・ワイヤーフレーム
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実装範囲
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納品形式・開発環境の指定
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希望納期・公開予定日
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WordPress・CMSの要件
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アニメーション・演出の要件
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レスポンシブ対応の範囲
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予算感
依頼前にすべての情報を完璧に揃えておく必要はありません。
実際の制作現場では、デザインや仕様が固まりきっていない段階で、先に外注先を探したり、概算見積もりを相談したりするケースもあります。
ただし、共有できる情報が多いほど、外注先も作業範囲や工数を判断しやすくなるので、結果的にお見積もりの精度が高くなり、スケジュールの把握もしやすくなります。
サイトマップ・ページ一覧
コーディング外注を依頼する際は、まずサイトマップやページ一覧を用意しておきましょう。
外注先が見積もりを出すには、まず実装するページ数を把握する必要があります。
あわせて、トップページ・下層ページ・一覧ページ・詳細ページなど、どのようなページが含まれるのかも確認できると、より正確に工数を判断しやすくなります。
また、一覧ページや詳細ページがある場合は、静的に作るのか、WordPressやCMSで管理するのかによっても作業内容が変わります。
まだ正式なサイトマップがない場合でも、実装予定のページを箇条書きで共有するだけで、外注先は全体のボリュームを把握しやすくなります。
- 実装するページ数は何ページか
- どのようなページが含まれるのか
最低限これらが分かるように、サイトマップやページ一覧を用意しておきましょう。
デザインデータ・ワイヤーフレーム
コーディング外注を依頼する際は、FigmaやXDなどのデザインデータを共有できると、見積もりや実装範囲の確認がしやすくなります。
デザインデータからは、主に以下のような情報を確認できます。
- デザインの実装難易度
- ページごとのボリューム
- 画像やテキストの量
- 共通パーツの種類
- レスポンシブ時の見え方
これらの情報が分かると、外注先も実装ボリュームや必要な工数を判断しやすくなり、より精度の高い見積もりを出しやすくなります。
見積もりの精度は下がるが、ワイヤーフレームでもOK
デザインがまだ完成していない場合でも、ワイヤーフレームやラフ構成があれば相談は可能です。
実際の制作現場では、デザインが完成する前に外注先を探しておきたいケースも少なくありません。
そのような場合は、以下のような情報を共有できると、外注先も作業範囲や工数を判断しやすくなります。
- 大体のページボリュームや構成がわかるワイヤーフレーム
- デザインの方向性が伝わる参考サイトやラフ案
完成デザインがある場合と比べると見積もりの精度は下がりますが、上記の情報があれば、概算の費用感や対応可否など、最低限の確認はできます。
実装範囲
コーディング外注を依頼する際は、どこまでを外注するのかを明確にしておきましょう。
一口に「コーディング」といっても、依頼範囲は案件によって変わります。
たとえば、以下のような範囲があります。
- 静的HTML/CSSのコーディングのみ
- JavaScriptを使った動きの実装
- WordPressやCMSへの組み込み
- フォームの実装
- アニメーションの実装
- テストアップ環境への反映
- 本番公開作業
- 公開後の軽微な修正対応
依頼範囲が曖昧なままだと、見積もり後に「そこは含まれていなかった」「追加費用が必要だった」といった認識ズレが起きやすくなります。
見積もりを依頼する段階で、どこまで対応してほしいのか、どこから先は自社で対応するのかを整理しておくと、外注先も作業範囲を判断しやすくなります。
納品形式・開発環境の指定
コーディング外注を依頼する際は、希望する納品形式や開発環境があれば事前に共有しておきましょう。
同じ「コーディング」でも、納品形式によって作業内容は変わります。
たとえば、以下のようなケースがあります。
- 静的HTML / CSS / JavaScriptで納品してほしい
- WordPressテーマとして組み込んでほしい
- AstroやNext.jsなどのプロジェクトとして実装してほしい
- 既存サイトの一部として追加実装してほしい
- GitHubなどのリポジトリ上で作業してほしい
- テスト環境へのアップロードまで対応してほしい
- 本番反映まで依頼したい
また、既存サイトの改修や追加実装を依頼する場合は、現在の開発環境も共有しておく必要があります。
使用しているフレームワーク、CMS、ビルド環境、Gitの運用ルールなどが決まっている場合、外注先がその環境に対応できるかを事前に確認しておきましょう。
希望納期・公開予定日
コーディング外注を依頼する際は、希望納期や公開予定日も共有しておきましょう。
外注先が対応できるかどうかは作業内容だけでなく、スケジュールにも大きく左右されます。
特に以下のような日程が決まっている場合は、早めに伝えておくと安心です。
- コーディング開始日
- 初稿確認日
- テストアップ公開日
- 本番公開日
- 修正期間として確保したい日数
「いつまでに完成してほしいか」だけでなく、その前後にどのような確認工程があるのかも共有しておくと、外注先も現実的なスケジュールを判断しやすくなります。
また、短納期の場合は、対応できる作業範囲が限られたり、特急料金が発生したりすることもあります。
希望納期が決まっている場合は、なるべく早い段階で共有しておきましょう。
WordPress・CMSの要件
WordPressやその他のCMSを使う場合は、どの部分を更新できるようにしたいのかを整理しておきましょう。
たとえば、以下のような更新機能が必要になるケースがあります。
- お知らせを更新したい
- ブログ記事を投稿したい
- 実績を追加・編集したい
- サービス内容を管理画面から変更したい
- スタッフ情報や店舗情報を更新したい
- よくある質問を追加・編集したい
- 画像やバナーを差し替えたい
同じWordPress実装でも、固定ページを数ページ作るだけなのか、カスタム投稿タイプやカスタムフィールドを使って運用しやすくするのかで、実装内容は大きく変わります。
また、microCMSなどのヘッドレスCMSを使う場合も、どのコンテンツをCMSで管理するのかを事前に整理しておく必要があります。
CMSの要件が曖昧なままだと、見積もり後に管理画面の項目追加や投稿タイプの追加が発生することもあります。
見積もり前の段階で「クライアントがどの情報を自分で更新したいのか」を整理しておくと、外注先もCMS設計や実装範囲を判断しやすくなります。
アニメーション・演出の要件
アニメーションや演出を含む場合は、どの箇所にどのような動きを入れたいのかを整理しておきましょう。
見積もりを依頼する際は、単に「アニメーションあり」と伝えるのではなく、どのページのどの部分に、どのような動きを入れたいのかを共有できるとスムーズです。
参考動画や既存サイトの動き、デモURLなどがある場合は、あわせて共有しておくと認識を合わせやすくなります。
また、アニメーションの量や複雑さによっては、実装費用だけでなく、確認・調整にかかる時間も変わります。
特にGSAPやWebGLを使うような演出は、通常のコーディングとは別の工数がかかるため、早い段階で要件を共有しておきましょう。
レスポンシブ対応の範囲
レスポンシブ対応についても、どこまで確認・調整してほしいのかを共有しておくと安心です。
現在のWebサイト制作では、スマートフォン対応は基本ですが、外注先によって確認する画面幅や検証範囲は異なります。
特に確認しておきたいのは、以下のような点です。
- PCデザインとスマートフォンデザインの両方があるか
- タブレット表示も調整対象に含めるか
- 大きめのデスクトップモニターでの見え方も考慮するか
- 対応ブラウザや検証環境に指定があるか
- 実機確認まで必要か
PCとスマートフォンのデザインデータがある場合でも、その間の画面幅は実装側で調整が必要になることがあります。
タブレットやノートPCでの見え方まで細かく確認したい場合は、見積もり前に共有しておきましょう。
レスポンシブ対応の範囲をあらかじめ伝えておくことで、公開前の表示崩れや、後からの追加調整を減らしやすくなります。
予算感
最後に、コーディング外注を依頼する際は、予算感も共有しておくとスムーズです。
予算が分かると、外注先もその範囲内で対応できる内容や、優先すべき実装範囲を判断しやすくなります。
もちろん、見積もり前の段階で正確な予算が決まっていない場合もあります。
その場合でも、「30万円前後」「50万円以内」「まずは概算を知りたい」など、おおまかな目安を共有できるだけで問題ありません。
予算感を共有しておくことで、外注先も現実的な提案をしやすくなり、実装内容と費用感のズレを早い段階で調整できます。
まとめ
今回は、コーディング外注を依頼する前に用意しておきたい情報について紹介しました。
用意するもの一覧(重要度順)
-
サイトマップ・ページ一覧
-
デザインデータ・ワイヤーフレーム
-
実装範囲
-
納品形式・開発環境の指定
-
希望納期・公開予定日
-
WordPress・CMSの要件
-
アニメーション・演出の要件
-
レスポンシブ対応の範囲
-
予算感
これらをできる限り用意しておくことで、精度の高い見積もりやスケジュールの確認がスムーズになります。
もちろん、依頼前の段階ですべての情報を完璧に用意する必要はありません。
デザインが制作途中だったり、仕様がまだ固まりきっていなかったりするケースもあると思います。
その場合でも、現時点で分かっている情報を共有できれば、外注先も対応可否や進め方を判断しやすくなります。
コーディング外注を検討している場合は、まずは今回紹介した項目をもとに、共有できる情報を整理してみましょう。
コードハイブでは、制作会社様・デザイン会社様向けに、コーディングやCMS実装、アニメーション実装のご相談を承っています。
まだ仕様が固まりきっていない段階でも、現時点で分かる情報をもとに、実装範囲や進め方からご相談いただけます。
コーディング外注先をお探しの場合は、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。